もうネットウォッチャーは皆消えていくのだ

山本一郎ツイッターアカウントがバンされた。

直接的には彼が特定のユーザに対して殺すという脅迫表現を使ったことによる。だが根本的には彼の過剰な表現に対して常に苛立ちを持っている人たちが一定数いて彼の誤った挙動を多くの人間が通報したことによってbanされたという事情がある。今まで彼は議論相手のフォロワー数が少ないことを嘲笑しながら自らの数の暴力に訴えながら様々な炎上を引き起こしてきた。

その多くは特定のブロガーなどに対する中傷、特定の事業家やジャーナリストに対するやっかみのようないいがかりのようなもので、とても首肯できるものじゃなかった。

時々反社会的な著名人に対して鋭い批判とジャーナリスティックな指摘を行うこともあったが、主な傾向としては強いものに弱く、弱い者に強い態度だった。

特定のツイッターアカウントにたいする脅迫は、ハゲックス氏が死んだ翌日に行われたようである。山本氏本人もハゲックス氏の死を自分事としてとらえていたようであるので、その心理的な影響が筆を誤らせたということも言えようか。

山本氏のような何年にもわたり特定の個人を攻撃し続けるようなネットウォッチャ達はハゲックス氏の死に他人事では無い危機感を感じているのだろう。

ネットウォッチャは見ているだけで炎上を先導したりはしないなどと言う戯言をおおつねまさふみ氏は述べていたが全く馬鹿げた自己弁護であって、実際のところネットウォッチャーの活動と称して煙が立っているところに火を見出そうと呼びかけるような行為を繰り返してきている。山本氏に至っては、このような自己欺瞞は自身に通じなかったと言うことなのかもしれない。ネットユーザーの健全性を自ら証明する形で大量の通報を浴びてアカウントがbanされていった山本氏は、ハゲックス氏の死につながるような破滅的な自己を晒しながらFacebookにこもっていった。

そのうち自らのツイッターアカウント思っていた伝搬力を失った山本氏は、必死に自分の記事のアクセス数が落ちていないことなどをFacebookなどに書き込みながらフェードアウトしていくことだろう。